ロックミュージックのオカルト的背景〜アレイスター・クロウリーと深淵からの獣の浮上〜
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ロックミュージックのオカルト的背景〜アレイスター・クロウリーと深淵からの獣の浮上〜

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———————————————————— ◆ヨーロッパ各地で講演活動を展開する気鋭の現代思想家、音楽家、教師としても活躍するヨハネス・グライナー著。ビートルズやローリング・ストーンズ、エルヴィス・プレスリーに代表されるロックミュージックシーンは時代の中でいかにして創られたのか? そして未来に来るべき音楽衝動を私たちはどの様にして理解することが出来るのか? クラシック音楽から近代の礎を成した哲学者にいたるまで、私たちと音楽との関係性を精神科学的な観点から探る。 ◆訳者による丁寧な解説では、著者が語った近代音楽論を軸に、日本の文化史、音楽史と照らし合わせ具体例を交えた解説を収録。 ◆柿並良佑氏(山形大学人文社会科学部講師)との対談では、現代において見逃すことのできない諸問題、テロリズムやセクシュアリティといった事柄とどう向き合うことが出来るのか? という音楽だけには留まらない話にまで発展。 ———————————————————— ※コンビニ決済、銀行振込はご入金確認後の発送となります。ご注文確認メールの案内に従ってご入金ください。ご注文確定後、決済期限は3日間となります。それを過ぎますとご注文がキャンセルとなりますのでご注意ください。 ———————————————————— もくじ: ◆第一部:ロックミュージックのオカルト的背景 ◎第一章:意志の哲学の系譜 エルヴィス・プレスリーの “腰つき”/ロックミュージック:文化になった “魂の叫び”/ショーペンハウアー:意志の素晴らしさの発見/ニーチェの “超人”:本能と意志の怪物/国家社会主義(ナチズム)の “統治人” ◎第二章:アレイスター・クロウリー 識者パウロ・コエーリョの証言/古代エジプトの影/『法の書』/ヒトラー以前に “我レ在リ”/タントラの復興/セックス、ドラッグ、ロックンロール(1:セックス/2:ドラッグ/3:音楽) ◎第三章:ロックスターたちとのつながり ビートルズの八枚目のアルバム/ローリング・ストーンズとケネス・アンガー/レッド・ツェッペリンとリバース・スピーチ/ブラック・サバスとオジー・オズボーン/ラウル・セイヤスの《オルタナティヴ社会》/ブラックメタル:宗教としての側面/満たされぬ精神的なものへの憧れ ◎第四章:深淵からの獣の浮上 自我を棄てる “大衆”/アリストテレスの倫理学/本当に恐ろしいものとは/代替案(オルタナティヴ)は有るのか/エーテル体の危機/音楽の四要素から見た結論 ◆第二部:訳者による解説と補足 ◎近代と現代の分水嶺としての十九世紀 戦後音楽史の転換点/現代に於いて「音楽」として認知されているもの/西洋芸術史に於けるクラシック音楽の位置付け/世界初のアーティスト/熱狂する「ファン」の登場/引き裂かれるヨーロッパ音楽/克服されていない近代ヨーロッパの影/中産市民階級の文化の行方/バック・トゥ・ザ・フューチャーのアメリカ文化史/不透明な現代と過去への憧れ/後期ロマン派に見られる衝動/カデンツの牢獄/ルドルフ・シュタイナーの音楽衝動/三度音程から二度音程へ/和楽器の可能性と音楽の未来 ◆第三部:柿並良佑氏との対談 ◎深淵の野獣の行方 ブラックメタルとは/それを「改革」と呼ぶのか「破壊」と呼ぶのか/上半身と下半身に引き裂かれる人間/日本人にとってのセクシュアリティとは/社会におけるセクシュアリティの位置付け/ウッドストックと現代のセクシュアリティ/プライベートと社会をつなぐ「メディア」/ビッグデータ化される無意識と意識の変容/本当の意味で「今という時代」が求めているもの ◎訳者あとがき ———————————————————— 著者:ヨハネス・グライナー スイス、リーエン生まれ。バーゼルのルドルフ・シュタイナー学校に通う。ピアノと音楽教育を専門に音楽課程SMPV を修了。同時にオイリュトミー芸術アカデミー卒業。1992 年からピアノ教師を始め、2001 年から 17 年までビルゼックのルドルフ・シュタイナー学校にて教鞭をとる。2004 年からはミュンヒェンシュタインのルドルフ・シュタイナー学校とムテンツの自由高等学校で授業を受け持つ。2005 年からスイス・アントロポゾフィー協会の理事を務め、またドルナッハのアントロポゾフィー教育アカデミーの講師でもある。多くのコンサートや講座をこなし、講演のテーマは音楽、文化史、教育学、アントロポゾフィーなど多岐に亘る。 訳者:竹下 哲生 1981 年、香川県生まれ。2000 年渡独。南ドイツでの酪農実習を経て 2002 年にキリスト者共同体の自由大学に入学。しかし 2004 年の体調不良により司祭叙階を断念し帰国。以来、参加者の疑問に答えるという形式の講座(概念デザイン)を日本各地で開催している。哲学的・神学的立場から学際的な思考を展開し、得意とする分野は教育・歴史・化学・農業・芸術・西洋近代史・現代文化批評など多岐に亘る。また講演活動の傍ら、翻訳・通訳業も熟す。著書には入間カイとの共著『親の仕事、教師の仕事ー教育と社会 形成』、訳書にはミヒャエル・デーブスの『三位一体』上下巻やリューダー・ヤッヘンスの『アトピー性皮膚炎の理解』等、多数。 対談:柿並 良佑 山形大学人文社会科学部専任講師。現代フランス哲学、特にジャン=リュック・ナンシーの思想を中心に、共同体、身体、世俗化時代における宗教といった問題を研究。様々な音楽ジャンルに深い造詣を持ち、「ロックの表象文化論」を構想中。共著書に『21 世紀の哲学をひらく現代思想の最前線への招待』(ミネルヴァ書房)、共訳書にピエール・ブーレッツ『20 世紀ユダヤ思想家1』(みすず書房)、ルイ・サラ=モランス『ソドム』(月曜社)、論文に「 非恋愛 論」(『人文学報』首都大学東京)、「哲学の再描」、「存在論は政治的か?」 (『思想』岩波書店)他、多数。 ———————————————————— 単行本:206ページ 発行日:2018年3月1日 ISBN:978-4-9906920-9-4 寸法:210 × 148 × 15 mm ©2018 Johannes Greiner, Tezuo Takeshita, Ryosuke Kakinami Printed in Japan